経営理念はなぜ浸透しないか

経営理念を知る

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及川 宗峰

及川 宗峰

【シンプル化戦略コンサルタント】経営者の相棒として20代の頃から365日経営現場へ。経営者の時間をつくるため、戦略を凝縮してシンプル化するのが得意技。自社独自の世界観を込めたワンフレーズにする「あいことば(R)」を開発。経営者だけでなく、幹部・管理職も「1秒で判断」し、社員・スタッフが自ら考え育つ「考える組織をつくる1秒マネジメント」として提供。専門はシンプル化戦略。

経営理念(企業理念)を定めている会社は、約5割と言われていますが、定めているが活用できていないのが実情のようです。

あるアンケートによれば、「企業理念を定めていますか?」「はい」は、5~7割。

しかし、「一言一句違わずに、その企業理念を発表できますか?」と問うたところ、2~3割まで下がったそうです。

最後に、「その企業理念が生み出している活動を発表できますか?」という問いには、ほぼいない状況。

何のためにするか?(目的)を出すのは、難しい。何をやるか(手段)を出すのは、カンタン。

 

行動宣言のようなものは、カンタンです。

理念をカンタンに作ろうと思ったら、結果的に「私たちは~します」という形になるかもしれません。

しかし、それは、浸透するのでしょうか?

こちらの動画の内容をテキストにしました。

経営をする、組織を運営する上で、重要度が高い・影響度が大きいのは?

全員に浸透できるか、ということ。基本理念のような「耳障りがいいもの」というか…。

ほとんど同じような「お客様のために」「お客様第一」ってのは多いけど、「ほんとにやってるの?」っていう。

「そう感じるのは何か?」っていうと、もっと上の概念がないから、浸透しないんだろうね。

…すごいね。「感郷創生(かんきょうそうせい)」の…持つ意味は。

経営理念を提供したお客様のインタビューの(一部)です。完全版はリンク先でご覧いただけます。

背景(コンテクスト)を共有している

このお話を読み解けば、基本理念(~します)や、「お客様のために。」は、当然だよね。で、「本当に、皆がそう思って、やっているのかな?」という疑問を呈しています。

もっと上の概念がないから。という言葉で表現されているのは、つまり、「何のために、それをするのか、感じ取れない」

だから、本当にやっているのかなぁ?と、疑問に感じる。

「浸透しないんだろうなぁ」と、感じるんだろうなと、思います。

具体的で、現場に沿った落とし込みはする前提で・・・、抽象度が高いところからいかないと、浸透せず。

そういう事なんですかね。

 

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