理・念の意味、語源、漢字の成り立ち

経営理念を知る

The following two tabs change content below.
及川 宗峰

及川 宗峰

【シンプル化戦略コンサルタント】経営者の相棒として20代の頃から365日経営現場へ。経営者の時間をつくるため、戦略を凝縮してシンプル化するのが得意技。自社独自の世界観を込めたワンフレーズにする「あいことば(R)」を開発。経営者だけでなく、幹部・管理職も「1秒で判断」し、社員・スタッフが自ら考え育つ「考える組織をつくる1秒マネジメント」として提供。専門はシンプル化戦略。

言葉の語源や、意味として「理念」とは、一体なんなのか?

「わかっているようで、わからない。」というのは、なんだかスッキリしませんよね。

理とは?念とは?

今回は、このことについて、考えてみたいと思います。

「理」とは?「念」とは?

理・・・物事の筋道。条理。道理。

本来、理は文字自身から、璞(あらたま)を磨いて美しい模様を出すことを意味する。
そこから「ととのえる」「おさめる」、あるいは「分ける」「すじ目をつける」といった意味が派生する。
もと動詞として使われたが、次に「地理」「肌理(きり)」(はだのきめ)などのように、ひろく事物のすじ目も意味するようになる。

理・・・Wilipediaより

私の仲間に「世界観をつくるネーミング・ロゴデザイナー」さんがいますが、彼の理念も「調理」
料理ではなく、調理なのは、「理を調える(調和)」。まさにコンセプトをつくるところから、仕事をされているためでしょう。

彼の仕事ぶりは、まさに調理です。

念・・・思い。気持ち。心くばり。注意。かねての望み。念願。

「念」は、心の働きや、記憶など、思考する際の働きを現す言葉に使われているようです。

「今」の下に「心」で、念。

漢字の成り立ち(象形)によれば、あるものをすっぽり覆い囲むことを示す文字。

「ふくむ」の意味と「心臓」の象形から、心の中にふくむ事を意味し、そこから、「いつもおもう」を意味する「念」という漢字が成り立ちました。・・・との事です。漢字辞典

理念とは・・・根本的な考え(物事の筋道)として、思い続けること

ここで気になる事は、「(がんばって)思い続ける」ことなのか「(ひとりでに)思い続けている」ことなのか。という事です。

この話は、理念が「あるべき論」でいくものなのか、本来あるものを活かす「私はこれだ」でいくものか。

そんな感じの話し合いを呼び起こしそうですが、結論としては、どちらでもいいのではないかと思います。

「何のために理念をもつか?」と、自分自身で考えること

理念そのものが、「自分自身を本質的にあらわしたもの」「自分自身の目的意識」とも思っています。

が、なかなか見つからない場合は、まずそこが一番、大切なのではないでしょうか。

なぜならば、「生きる上で、どうありたいか」が重要であって「(言葉としての)理念の有無」は、それを補助するツールではないかと思うのです。言葉を、イメージの方向や枠を定めるツールとして考えた場合。

ただ、「あるべき論」だと、自分の本質に沿っていないので、苦しくなるんではないかとも、思います。

人の感情・思考・行動のパターンというのは、少しずつ違っていて、その人、独自のものがあります。

「何か良い考えに感銘を受けた!」そうやって、反応しても、長続きしない・・・。

もしかすると、それは、(脳内にある)自分のパターンでないのかもしれません。

そう考えるとやっぱり、私としては、自分の中にある『核となるもの』を、引き出していきたい。

他人は自分にはなれないように、自分も、他人にはなれないからです。

だから、「私はこれだ」と、「その人の内から出てくることば(理念)」が、私自身を納得させるのです。

関連記事一覧