ワンフレーズの短い経営理念づくりに、なぜこだわるか

経営理念の作成へのこだわり

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及川 宗峰

及川 宗峰

【シンプル化戦略コンサルタント】経営者の相棒として20代の頃から365日経営現場へ。経営者の時間をつくるため、戦略を凝縮してシンプル化するのが得意技。自社独自の世界観を込めたワンフレーズにする「あいことば(R)」を開発。経営者だけでなく、幹部・管理職も「1秒で判断」し、社員・スタッフが自ら考え育つ「考える組織をつくる1秒マネジメント」として提供。専門はシンプル化戦略。

経営理念というと、難しく思えますが、結局のところ「(あなたの会社では)どうして、その事業をしているのですか?」ということ。

つまり、「何でお客様(社会の)お役にたつか?」「そのために、何をするの?」という事を、ハッキリさせたものです。

社長だけでなく、社員にとっても「自分たちの会社が、組織が社会に存在する理由」となります。

社員は、経営理念をこたえられますか?

「経営理念は、何ですか?」という問いかけは、「この会社がある理由は、何ですか?」という問いかけと、同じです。

なぜ、ワンフレーズの短い経営理念にこだわるのか。

それは、会社の誰もが、覚えやすい、そして、実践しやすい。これを意識しているためです。

覚えやすく、使いやすい。だからこそ、誰もが「同じ方向、目的地」をみて、進んでいけるのではないでしょうか。

まず、シンプルに語れる経営理念は、覚えやすく、実践しやすい

それこそ「何のために、経営理念をつくるんですか?」と、経営者にきいたときに「経営理念がないから、経営理念をつくる」では、おかしい話になってきます。

既に会社があるのであれば、「何か、目的があるはずだから」です。

はじめは、稼ぎたい、儲けたい。理念とは難しいことを考えないで、そういう気持ちで起業しているかもしれません。

あるいは、すごく大切にしていることはあるけれど、言葉にできないでいるかもしれません。

シンプルな、ワンフレーズで、みんなが覚えられる。実践できる。

また、迷った時に、経営理念(原点)に立ち返れるようにする。

ブレずに、進んでいくために・・・一番大切なことは、これではないでしょうか。

「経営理念をつくること」が、目的ではない

経営理念を作成する依頼を受けても、私の仕事は「経営理念をつくること」ではありません。

目的は、1つ。経営者の会社を支援するためです。

「どのように?」

経営者が伝えるべきことを、シンプルに伝え、社員が理解できる。

社員が理解できるからこそ、現場で、お客様を相手に、実行していけます。

経営理念を提供する意味は・・・

経営者の「在り方(生き様)」である、経営理念を1つの軸に、社員と同じ目的に向かって、同じ基準で判断をして、お客様(世の中)に貢献していってもらうことです。

それでこそ、お客様はもちろん。会社も、経営者も、社員にとっても、よくなる。

世の中がよくなっていく。そういう循環になるのではないでしょうか。

そのためには、共感される経営理念が必要

受け入れられるには、社員に、あるいはお客様にすら「共感される」経営理念が必要ではないでしょうか。

ただシンプルになっただけで、共感されなければ、「へ~」って感じになるからです。

では、どうすれば、共感されるのでしょうか。

やはりそこには、キレイ事だけでなく、その人の生きた証。これまで歩んだことで、語れるものがないと、説得力がありません。

 

(経営理念の)ご依頼者が生まれてきてから、みて、きいて、話し、考え、行動してきた、その結果。

そこにある共通性。これを私は「人生のコンセプト」と呼んでいます。

その人の、たった1つの人生を通じて、奥底にある、価値観の中の「原点」。これを引き出して言葉にすること。

ご依頼いただいた方が、「自分の生き方・在り方」に気が付いた瞬間。

そこから、自分への理解を深め、さらに活躍されていく様子。

これは、何ものにも替えがたいもの。

私にとって、本当にありがたい「体験の共有」です。

 

 

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